葬儀

親が亡くなったとき、あなたがしなければならない5つのこと

葬式

父親が亡くなり、自分が喪主になった時、葬式の手続きとかわからない。

父親も私もいい年で、自分にもついに親が亡くなるという経験をした。

悲しみの中でも、やらなくてはならないことがある。

それは葬式の手配である。

はっきりいって、葬式の仕組みやどこがいいとか分かる人は少ないと思う。

けど、父親がもう死期が近いと判断して、いろいろと葬式のことを調べた。

現在はテレビCMもやっているが、なんなのかよくわからないと思う。

そこで、私が葬式の手配やどういう仕組みなのかを簡単にまとめたので

この知識を活かして亡くなった人を送り出してほしいと思います。

 

葬儀屋と葬儀の代理店の2種類がある。

代理店とは

最近テレビCMでやっている小さなお葬式は葬儀の代理店である。

葬儀の代理店は、どういうことをするかというと、

全国の葬儀屋を網羅していて、客の予算やエリアに合わせて

斎場を手配してくれる。

soushiki

※小さなお葬式より

 

メリット

自分の住まいから近いところを選んでくれる。

代理店経由だと安い場合がある。

デメリット

代理店と葬儀屋の情報共有がうまくいっていない場合がある。

直営店の場合

直営葬儀屋は、代理店を挟んでいないので

やり取りがスムーズかと思います。

※直営店にも割引のような制度はあります。

けど、だれも病気と化していない状態で葬儀直営に行って、

申込をするというのはなかなかしないのが現状かと思います。

また、親が故郷で最後を終えたいとか言ってきたら、そこの直営で申込をした権利が失効する場合もあります。理由は申込をしたエリア以外は適応しないのが実情です。

例えば、東京で申込みをしてふるさとで最後を過ごしたいと言って北海道へ住んだ場合

割引適応外の葬儀屋もありますのでご注意ください。

時間に余裕がある方や生前に決めておきたいという方は直営店がいいかもしれません。

一番肝心なのは代理店と直営の共通することは

誰がどこで入院しているかどういう葬式を希望かということを

生前に決めておくことが良いと思います。

じゃあ、どの段階で電話はメールの問い合わせをすればいいかというと

医師から近い将来看取る可能性があるなど言われた時がいいかと思います。

 

菩提寺とは

菩提寺という単語が出てくるかと思いますが、

先祖代々の墓があるかどうかという認識でいいです。

先祖代々の墓があれば、そこの寺の住職さんに頼むことになります。

墓がないという場合は、寺院手配というのを使った方がいいです。

 

1.医師から死亡確認されたら葬儀屋へ電話

病人が亡くなったら、すぐに遺体を病院から運ばないといけません。

喪主はここで悲しんではいられません。

葬儀屋へ亡くなったことを伝えて、遺体を引き取りに来てもらわないといけません。

病院も遺体をずっと置いておくというのは嫌いますので、亡くなったら、すぐに

事前連絡していた葬儀屋に電話してください。

電話すると、場所や時間にもよりますが1時間くらいで病院に来てもらい、

遺体を葬儀所または自宅へ運んでくれます。

これでとりあえず一安心です。

 

2.葬儀屋との打ち合わせ

ここからは代理店と提携しているまたはご自身が選んだ葬儀屋と打ち合わせがあります。

遺体搬送の時の電話で何時にここへ来てと言われます。

だいたいは告別式のみか通夜と告別式のどちらかになるかと思います。

告別式はいつやるか。同然ですが友引の日は避けられます。

またお坊さんの予定もあるので、そこも日程調整しながら、打ち合わせをしていきます。

故人の写真を持参したほうがいいです。

私の場合は身内だけでしたので香典返しはしませんでした。

 

3.お坊さんへのお布施

お坊さんへのお布施というものも地域によって金額は異なると思いますので

葬儀スタッフに聞いてください。恥ずかしいことじゃありません。

参考までに私の場合ですが、

1.葬儀所の遺体安置所でお坊さんの読経読みに1万円

2.告別式の費用と車代:10万円

3.埋葬するときの読経:10万円

4.墓石の文字を刻む費用:5万円

だった記憶があります。

喪主が全て対応します。(当日は葬儀スタッフがあなたを助けます)

上記の袋は葬儀屋でもらえたりします。

4.葬式の種類

今は葬式には告別式のみと通夜・告別式と火葬のみというのが

大まかに3種類の式があります。

おススメしないのが、火葬式のみです。

安いからといって、これにすると最後のお別れが数秒程度で終わり、

すぐに火葬場へ行ってしまいます。

故人と全然連絡を取っていないとか生前憎しみあっていたなど特段の事情がない限り、

これはオススメしません。

 

また代理店経由だと火葬のみの式をあげられない場合もある。

なので、みなさんは告別式か通夜と告別式のどちらかだと思います。

いまはコロナであまり人を呼ぶのもはばかれるので告別式のみでいいとおもいます。

告別式が終了後火葬場へいきます。

火葬場に行ったら、ここが本当の最後のお別れです。

いろいろな思いをいただきながら、故人を送ります。

1時間30分くらい待機して、そのあと遺骨を骨壺へ入れていきます。

そのあと骨を埋葬しに墓地へいきます。

骨をそのまま収める場合と骨壺を入れる場合と地域によって違うと思います。

これが終わったら、一連の式は終了です。

5.葬式後の事務処理

生前お世話になった人へ連絡ができていない場合は、

後日、挨拶状を送り、亡くなったことを報告しましょう。

以上であなたが親が亡くなった時にパニックにならない5つのステップを終わります。

気持ちよく故人を見送れるようにしたいと私自身、親を亡くしてそう思いました。誰もが避けることができない死というのを、嫌な感じで終わらせるのではなく滞りなく式を行いたいと誰もが考えることですが、なかなかそうはできないのが実情だと思います。

※いまは葬儀費用もクレジットカードで支払うこともできるところもあります。イヤらしいかもしれませんが、大金を支払うならクレジットカードで支払ってポイントを溜めるのもいいかもしれません。